2018/01/23
【深夜】4時半ごろトイレへ。なんかムカムカする。下痢もしている。あぁ、たぶん、昨夜食べた多分レチョンがあたったんだな。というかトッピングされていたタマゴ、味が変だったし、色も変だった。でもエスニックってこんな味もあるのかなーと思って食べちゃったんだよね。たぶんカモのゆでタマゴの食中毒だ(涙)何度も寝たり起きたりして、そのうち朝になる。しかも今日は最終日にして、一番天気がいい。めちゃくちゃ天気いいじゃないか。
苦しみながら、やっとの思いで撮影した1枚。
その向こうには、行くはずだった道教寺院があるはず(涙)
辛い・・・
昨夜買っておいたヨーグルトですら、
スプーンで2口がやっと
あー、道教寺院へ行きたいのだけど、この体力と吐き気では無理だ。せめて吐ければ楽になれるのだけど、吐こうとするが吐けない。残念ながら、写真を撮る元気すら無いし、椅子に座っているのも辛い。チェックアウトは11時。それまでベッドで横になっていて、10時40分に仕方なくフロントへ向かう。フロントでUberを配車しようとするが、やはりシヌログ祭後ということもあってかなかなかつからまず。まぁ、まだぜんぜん余裕あるから気長にUberで手配を試みているうちに、なんとか捕まった。
ホテルから空港まで:493ペソ≒約1200円
【空港への道のり】も長く、1時間半かかる。気持ちが悪いし、本当に辛かったが、かんじのいいおじさんだったのが救いだ。というか、今回Uberを使ったが、みなさん誠実に、感じよく運転して下さって、感謝している。
セブ空港は珍しいことに、チケットカウンターへ向かう前に《トランクチェック》などのセキュリティチェックがある。そこを通過すると、各航空会社のカウンターに向かうことが出来る。バニラエアのカウンターで発券と荷物を預ける。荷物を預けると、そのそばにある《空港使用料徴収窓口》へ行き、搭乗券を見せて750ペソをペソのみで支払わなくてはいけない。この航空使用料の領収書は、飛行機に乗るまでの間は大切に持っておかなくてはいけない。
とにかく体調が悪いので、ゆっくりと座っていたい。とりあえず搭乗口まで急ぐことにする。搭乗口に向かう前に、手荷物検査と出国手続きをして、普通なら免税店をぷらぷらみたりしたいところなのだけど、具合が悪いのでスルー。途中で喉が渇いたので(水すら飲むのが辛いため)、サトウキビジュース(130ペソ≒約300円)を飲む。そして、機内用の水を買って《搭乗口10番》へ向かう。あぁ、やはり気分がすぐれない…でもサトウキビ飲んだら少し回復したかな。ポカリスエットのような役割をしたのかな?
成田からのピストン便は14時半に到着する予定だが、
約30分遅れている。
【出発時間は15時20分】なのに、もう15時をまわってるんだけど、搭乗手続きが始まらないよー。アナウンスによると「雪の影響で成田からの便が遅れている」のだそうだ。バニラのサイトにアクセスすると、上記のとおりディレイが発生中。そして、約30分遅れで成田に向かって出発する。袋の機内は通路側でよかった。いざという時にはトイレへゴーできるからだ。隣は若くて地味なメガネ女子ふたり。彼女たち、一度もトイレいかず・・すごい膀胱だな。私は機内で十分に寝ようと思っていたが、苦しすぎて寝返りばかり。相変わらず気持ち悪いが吐けない状態が続く。やっと、日本の上空に入る頃、少しだけ回復する。アレを食べてから24時間経過したので、菌の威力がなくなってきたのかな。
最後の日に、本当に・・・
残念な別れ方をしてしまったセブ島
JW604(バニラエア) CEB15:20(15:50発)⇒NRT20:55(21.33)
【成田空港T3】へ到着したのは21時33分。早くに戻らないと、日付が変わってしまう。足早に飛行機を降り、バスで搭乗口へ向い、入国審査と荷物受け取りがスムーズにでてきたので助かった。T2行きのシャトルバスを1本待っただけで、2本目ですぐに乗れた。T2でレンタルWiFiを返却ボックスへ入れて、そそくさと京成電鉄乗り場へ向かう。ちなみに22時をまわるとNEX(成田エクスプレス)は動いていないんだね。その余波で京成スカイライナーはありえない行列だ。今まで見たことのない行列。たぶん雪の影響もあるんだろうね。私は京成~都営浅草線で乗り換えはしたがうまく接続車輌もありラッキーだった。というのは京成で人身事故と雪の遅れが出ていたので、遅延で到着した《各駅停車上野行き》へ乗れたのが功を奏した。しかし、各駅・・・(笑)残念ながらこの分だと日付変わって帰ることになる。しんどー。
【西馬込駅】に到着したのは深夜24時すぎだった。終電の1本前の電車。でも無事に最寄駅に到着してよかった。東京、めっちゃ寒いことに危機感を覚える。大丈夫だろうと思っていたので、かなり薄着をしている私。あぁ成田で1枚着込めばよかったかな。でも着込んでいたらこの時間には戻ってこれなかったな。一度は改札を出たが、駅員さんにトイレへ行きたいと言って再入場させてもらい、あたたかいインナーを着込む。ここからタクシーで自宅まで戻ろうと思うが、ぜんぜんつかまりそうな気配なし。ったく、セブでも、東京でもかよ。ならばUberで配車するしかないなと、アプリを立ち上げると、7分くらいで到着すると画面に表示される。よかったぁ~♪もう体力の限界だよ。神様ありがとう。
個人情報保護の為、画質落としました
【我が家までは】駅から1メーターで600円前後で帰れるのだけど、東京で配車できるのはいわゆるハイヤーなので割増。そして到着したのがボックスタイプの高級車で、びっくりした。こんな高級車乗ったことないよ(笑)200円増しだけど、荷物も感じよく運んでくれてありがたかった。
やっと帰宅したのは夜中の25時前だったけど、明日は有給を取っておいたの本当に良かった。今回のセブ島、いろいろと考えさせられる旅になったけど、最後の最後でフィリピンの洗礼を受けた感じだ。やはり怪し味がしたら残さないとダメだね。自分の嗅覚・味覚を信じることが大切なのだと、ホテルの料理であっても信用してはいけないのだと、痛感した。セブ島でこんなことじゃぁ、インド旅は無理だぁー。
セブ島といえばリゾートのイメージが先行していたけど、やはりフィリピンにはかわりない。今まで行った国の中でベトナムを超えて極貧。ありえない家に住み、身だしなみは洋服きてるだけという粗末なもの。露天で売られているものは賞味期限を考えて販売しているのだろうか。クリーンな日本に暮らす私には、この国で生きるのは厳しい選択なのだろうなと思った。フィリピンはこれからどんどん成長していくのだろうけど、あそこまで極貧だと、どのくらいの年数がかかるのかは想像できない。せめて、旅人が写真撮ることに罪悪感を持たないくらいに変わって欲しと痛切に思う。
高齢国の日本とは違い溢れるほどの若者が多い国・フィリピン。南国ならではの陽気な人が多い・セブ島。排ガス問題や衛生問題等、改善を求めたい部分は多々あるが、帰国して「また行きたいな」と思っている。次訪の際は、道教寺院へ必ず行くんだ!