2018年4月26日木曜日

GWの鳥取ライフ(砂の美術館)

4/26(木) ANA1101 羽田13:05発→鳥取14:20着


家に食べるものがなくて、午前中は食欲もなかったので、
羽田に到着して飛行機に乗る前にバナナを食べる。


【定刻通りに】鳥取砂丘コナン空港へ到着する。なんか空港内がRNしていて、うろうろしてしまう。母がお迎えに来てくれていたので、車に乗って一路「鳥取砂丘」へ向かう!

鳥取砂丘コナン空港
(一時話題になった「すなば珈琲」もニューオープンしていた)

【鳥取空港から】鳥取砂丘までは、道が混まなければ15分で到着する。GW前の平日なので、あっという間に砂丘に到着する。「砂丘」と言っても、目指すのは砂丘ではなく「砂像」のほう。


ようこそ鳥取へ!

砂でできたクマさんとラクダのぬいぐるみ。
左側には鳥取傘踊り(しゃんしゃん祭)で使う傘が置かれている。


 

土産コーナーには地産食材も。

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早いもので、11年目になるのだそうだ。
私は2回分を見ることが出来なかったので、
9回見に来ていることになる。
(中国編とオーストリア編を見ていない)


2018年のテーマは『北欧』

美しい大自然と幻想的な物語の世界観を創りあげているのだそうだ。


【2階から】見下ろすと、デンマーク、スウェーデンなどの国旗が見える。『北欧』って、デンマーク・スウェーデン・ノルウェーの3か国だが、どうやらこの『北欧編』の定義は『北欧諸国(5か国)』がくくりのようだ。したがって、この3国に加えて、フィンランドとアイスランドが入ってくる。



手前に見える人のカタチをしている砂像の正体は・・・?!





 

お城の中に、人の頭?
見えているのは一体?!

・・・と、思わせぶりな写真を出しておいて、屋外展示物を見てくる。屋外には何点もあるのだけど、日差しが強いし、坂道だし、高齢者が一緒だし・・・(とイイワケ)、結局、下の砂像しか屋外の展示は見なかった。


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【グリーンランド・北極圏の生き物】

【グリーンランド】には、ホッキョクグマ、アザラシ、セイウチ、トナカイなどの7種類の動物しか生息していないんだって。厳しい環境なんだね。そりゃそうだよね。

屋外から見た、砂像美術館(外観)

さて、今度は1階からしっかり見ますよ。

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【イーエスコウ城(デンマーク)】
「樫の木の森」という意味のお城で、フェンという離島にあるお城らしい。現在はテーマパークとして利用されているようです。

【北欧の原風景】

【先住民サーミ族】の砂像。オーロラの下で数千年の歴史を築いてきた民族で、独自の言語と文化を持ちつづけてはいるが、サーミ族は窮地に追い込まれているのだとか。現在は、北欧3国で文化を継承する活動を始めているらしい。


【北欧の児童文学『人魚姫』 by ハンス・アンデルセン】
(デンマーク)

人間の王子様に恋をした人魚が、
魔女に人間にしてほしいとお願いします。

蛸の吸盤、リアル!

 
人魚は美しい声を差し出す代わりに、
日本の脚を魔女から授かります。
そして、下の写真へと続きます。

【コペンハーゲンの象徴・人魚姫の像】
(デンマーク)
【前出している】2階から見た写真はこれでした!正解は「人魚姫」です。そして、無事、人魚が人間になりました!しかし、人魚は王子様と結ばれることなく、海の泡となって消えて行きます・・・なんて切ないんだろう(涙)文字入力してきて涙出てきた!

「デンマーク」といえばアンデルセン。日本でアンデルセンなら「パン」ですが(汗)。デンマークに行った時に見逃したんだよね。行くほどの像でもないのだろうか・・・今回砂像で見ることが出来て良かった?!


【マッチ売りの少女】
(アンデルセン童話・デンマーク)


この家の中には温かい家庭が・・
(でもネズミが顔を出してるよ)

マッチ売りの少女もアンデルセン童話でしたね。
家の中では美味しい料理を家族で楽しそうに食べています。

極寒の外では・・マッチ売りの少女が、
凍えながらマッチで暖をっています・・・

もう・・この表情ですよ(涙)
泣けてくるではないですか!!

考えてみると、アンデルセン童話って
切ない物語が多かったのかな。

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【ヴァイキング】
(スカンジナビア半島)
【スカンジナビア半島】の入り江に住む人、という意味がヴァイキングなんだって。9-12世紀に勢力があったということは、わりと古い時代なんだね。中世後期まで活発なのかと思っていたわ。

【北欧神話】
【神話】といえば、ギリシアを思い出すけど、北欧もありました。北欧の神話は「信教の中で育ったもの」と言われていて、自然の道理や世の中の構造を示す神とか、混沌や無秩序を象徴する巨人・怪物たちが登場します。ちなみにオーディーンは北欧神話の最高神として語り継がれています。

この人(神)だね、オーディーン。


【トロルと北欧の森】
【妖精トロル】は毛むくじゃらの大きな身体で四本指・長い鼻を持っていて、魔法を使ったり太陽の光で石になってしまったり。でも、だからと言って、トロルを嫌ったりしないで、妖精に敬意を払う者には幸運が訪れると言われているのだそうですよ。うーむ、神話の国だね。


【北欧神話より~ニーベルングの伝説
アイスランド女王への謁見】
おっと!ここでドイツがらみ出てきたー!
ワーグナーの歌劇『ニーベルングの指輪』で有名ですね。

といいつつ、ワーグナーは聴きますが、
私はこの話をよく知らない(汗)

砂で、細かいフォルムを出しているあたりは見ごたえあります!


【北欧神話より~ニーベルングの伝説
鍛冶職人とシグルズ】

鍛冶職人さんのお姿、本当は右側にもうひとりおられたのですが、フレームアウトしちゃってごめん。


【北欧神話より~ニーベルングの伝説・シグルズのドラゴン退治】
聖剣でドラゴンと戦うなんて・・・
なんかドラクエを思い出した。


今回のハイライトは『ニーベルングの伝説の砂像』です!

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 【音楽グリーグと作品・ペールギュント】
(ノルウェー)

【作曲家グリーグ】ってベルゲン(ノルウェー)出身だったんだね。私の記憶だと、もっと天パーみたいな髪の毛だったかと・・。砂像をみて、一瞬アインシュタイン氏かと思ってしまったよ(汗)。砂像で描かれている作品は「劇中曲:山の魔王の宮殿にて」より。

この方が「山の魔王」であります

ちなみに、Facebookにこの写真(↑)をアップしていたら、ドイツ人の友人が「これは木でできているのか?」とコメントを寄せていた。言われてみれば、何の注釈もなければ「木の彫り物」に見えなくもないなと思ったよ。


【北欧の動物たち】
フクロウにヒグマ。今にも動き出しそうな迫力!


【北欧の児童文学『ニルスの不思議な旅』 
by セルマ・ラーゲルレーヴ】
(スウェーデン)

ニルスって、北欧だったんだね!
テレビアニメで見た記憶がある。
懐かしいー!でも内容を全然覚えていない・・



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【冬のスポーツ】
クロスカントリーやバイアスロン。左の女性は一体?フィギュアスケート?でも、冬の行儀の中でも以外にフィギュアが弱かったりするんだよね、北欧。

【アルフレッド・ノーベルとノーベル賞】
(スウェーデン)
【今回も】ノーベル文学賞は取れずの村上春樹さんを思いだしました・・マスコミが騒いでいるだけなんじゃないかと思うんだけどな。ノーベル平和賞、果たしてアメリカのあの方は取るのでしょうか???

【ドールハウスと北欧家具】
【ドールハウス中央上】をみると・・・何かが覗いていませんか?そう、一番最初に出した質問の回答はこれなのです!「子供がドールハウスの中を覗いている像」だったのです!!子供の顔が、リアルすぎてちょっと怖かったんだけどね。ドールハウス自体はゆがみが一切ない家具が置かれていて、すごいなーとため息が出ました。これを作ったのは絶対に女性だと思うー。

【サンタクロース】
(フィンランド)
【躍動的な】トナカイ!にこやかなサンタ!そしてそりから落っこちそうなほどのプレゼント(見えてないけど)がなんとも夢のある作品でした。私はディズニーランドよりもサンタクロースの方が断然好きだ!

【美術 ムンクの『叫び』】
(ノルウェー)
【御存じ】エドヴァルド・ムンクの作品『叫び』であります。周りから聞こえてくる轟に恐怖を感じて、耳を押さえています。ブログにはアップしてないけど、この作品の隣で同じポーズをして写真撮ってみた。なかなか面白い写真が撮れました。

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2018年の北欧編も大満足でした。最後に、今回の作成風景のフィルム映像(約10分)をみて、建物を後にしました。今回も迫力があったのですが・・・なんというか、もう、砂像を見飽きてしまった感じもあって^^; 残念ながら最初の頃の感動は無くなってしまったかなぁ。欧州旅行をしてお城や教会へ行った時の感動が薄れていくのと同じような感じよ。



さて、おうちに帰りましょうか!


と、そのまえに・・・
鳥取市民の社交場「ジャスコ」へ(笑)


社交場だけあって、子供用の乗り物もキャラが選べる