2016/04/17
5時起き。まだ暗いんだけど、6時になると朝日が昇る速度がはやまる。今は小寒いけど、気持ちのいい朝です。
まだ夜も明けない、早朝のスリーマ・ホテルのベランダ
スリーマ・夜明け前
バス停でバスを待つ。16番バスが来たので乗り込む。乗車時間は約20分。朝だからスイスイ。6時40分頃、ヴァレッタバスターミナルへ到着。
早朝のヴァレッタ・バスターミナルから旧市街をみる
ヴァレッタ・バスターミナル
こちらはターミナルA、この先にはターミナルBとCがある
早朝でも、まあまあ乗客はいる
ヴァレッタバスターミナルの【A6】から、6時50分にマルサシュロック行きへ乗り込む。予定以上に、早く到着できるわ、ラッキー☆ 少し走ったところで、運転手さん、バス停じゃない普通の道で突然止まり、【バス降りてガムを買った】 なんと!自由すぎるw マルタの車道は、思っていた以上に悪くて、まるで東欧のよう(ルーマニアレベル)。さらに、くねくね道が多いから、バスに酔いそうになる。あれ?車道を馬が走ってるんだけど・・・いいのか?(笑)
~マルサシュロック(Marsaxlokk)到着~
たくさん船が停泊しテンションあがる。でも市場してないよ
青い舟ルッツ(Luzzu)
その昔、悪天候や不漁を守る魔除けとして、フェニキア人から伝えられたデザインだと言われているんだって。
まるまり猫
気持ちよさそうに、朝の日を浴びながら、舟の上で夢を見てる
逆光だと、こうなる
よっ♪
早起きしたから眠いんだって
あ、市がでてる!
獲りたての魚をさばく奥様
マルサシュロックの像はルッツと猫!
この土地らしい像ではないですか
本当であれば、この場所に【日曜市】が立つはずなんだけど・・・
時間が早すぎるの?でも、市場って8時前には始まるよね?
仕方ないから、教会へ行ってみよう
デジカメ撮影と
iPhone撮影
色目が全然違うんだね~
なんかまだ、開いてないし(涙)
マルタの朝はゆっくりなのかもしれない!
唯一、目の前のカフェだけが開いている
この写真が好き
逆光フォト
早起きしたのに、なんだかトホホなんだけど・・
もう8時。どうやら市場はゆっくり始まるらしい。または昨夜、花火大会だったから市場はお休みとか?【インガーディア】が11時から始まるから、仕方ない、残念だがヴァレッタへ戻ろう。。。と思ってバス停で待っているが、バスが来ないよ。何人かの地元人に聞いてみるが、【ここでいいんだ】と言う。え、でもなんだか違うよ・・・困り果てて、別のバス停へ移動してみる。時刻表を見ると、ヴァレッタ行きがたくさんある!よかった☆ しかし、やはりバスがこない。。。この時刻表、正しい??
やっときたよー(涙)
~ヴァレッタ旧市街城壁~
小さい島に、こんな石門作っちゃうんだもんね
ヴァレッタ旧市街城壁 入ったところ
リパブリック通り
ヴァレッタ旧市街・ふらりと入った
Republic通りのSt. Francis教会
とても素敵な、いかにもカトリック的な
お賽銭入れ?
ヴァレッタ旧市街・大人気のジェラート屋Amorino
イギリス統治下の名残?
路地のカフェレス
海へと続く道
ヴァレッタ旧市街・CAFFE CORDINA前
ビーフパイ 2.1ユーロ
インガーディアを見る前に、お腹が空いたのでビーフパイを買ってみた。あつあつでめちゃうま!ひき肉ずっしり!人参とグリンピース、見えないけど玉ねぎも入っているんだろうな。オープンカフェと店内、テイクアウトもできるから、テイクアウトして目の前のベンチに腰掛けていただく。昨日食べたボロネーゼと同様、脂分すくなく、胃もたれしない。赤身が多そうなビーフパイです☆
食べ終わり、インガーディア会場へと向かいます。
インガーディアを見るために、連日訪問
インガーディアのチケット
インガーディア(7ユーロ)。前列を陣取るが炎天下で辛い。始まる45分前に到着したから、熱中症になりそうでつらい。日傘持ってきていないし・・・帽子持っていないし・・・サングラスだけでは太陽に対抗できない。。。ってことで、常に持参しているスカーフを【アバヤ】がわりに、ぐるりと巻き付け、イスラム教徒よろしく、ずーっとうつむき、耐えてみる。それでももう限界だと感じたので、スカーフを椅子に置いたままで、日陰に避難した(ワインレッドのスカーフ、わかる?)。日陰は涼しい。なんだこの気温差は!そして、インガーディアは1時間の長丁場。本当に、クラクラして辛かった。
1時間前
私の席はワインレッドのスカーフを巻きつけているところ
キャストはマルタ在住のボランティア一般人
中には高齢者も多くて
みな衣装に身を包み、何やら歓談中なんだが
かなり暑いのではないかと思われる。
始まったかな?って思ったら、まだ始まっていないの。
なんか日本人ツアー客がやってきて、写真撮影を始めた。
ツアー会社と契約してるのかしらね。
本番前の予行練習?
特に、今から始まりますという合図もなく・・・
もう暑くて倒れそうだから、早く始まってくれ!
やっと始まったみたい(ホッ)
鼓笛隊
騎士たちの隊列
当時、聖エルモ砦では、日夜、聖ヨハネ騎士団の軍事訓練が行われていて、その様子を再現したのが【インガーディア】なの。なんと、100名近いボランティアキャストで演じられるの。すごいよね。
号砲
迫力あるよ~火薬のにおいがプンプンする
すっごく暑いのに・・・
どうみても60歳以上の高齢者。
兜も暑そうだし、熱中症、大丈夫だろうか?
みな、その気になって演じている風
この方たちは剣の勇者
ほら、後ろのおじいちゃんなんて80歳近いんじゃないの?
号砲
わりと、このインガーディアに出たい男性は多いんじゃないかと思う。私がマルタ人で男だったらきっと志願したと思うもの。こういういでたちしてみたいもの!
今度は剣の勇者による戦い
左側の青い服の人、剣さばきがとてもうまいの。
フェンシングとかしている人かもね。
最後に勝った人を称えて終わります
オーラスは全員の大行進です!
いやー疲れた・暑かった・みなさんお疲れ様でした!
見ごたえ・迫力満点!インガーデン、みてよかったです。
ここからスリーシティーズに向かうため、公園を目指す。
何度も言うが、とにかく暑い。
<ヴァレッタ市内>
昨日も見たバグパイプ演奏・大々的に行進
(バグパイプ吹いてるお兄さんのお腹、異常!)
さすが、肥満大国マルタ!みなさん恰幅がよろしいようで
肺活量もたっぷりなのでしょう
子供も肥満傾向・・・
町中がお祭りのようなヴァレッタの休日
観光客には嬉しいばかりです☆
ドアノブにもマルタの紋章
Ladies Hair Stylist...
たぶんこの場所に住んだら、間違いなく足の筋力がつくと思う
<ヴァレッタ旧市街・Quarry Wharf(クワリーワーフ)>
対岸にはスリー・シティーズ
クワリーワーフ沿いには大きなオリーブの木が
とはいえ、日陰がほとんどなくて、もう、脱水起こしそう!さすがに、やばい!と思い、、Upper Barracca Gardens(アッパー・バラックカ・ガーデン)に到着したら、即、何か飲もうと思う。
到着!
サンペレグリノのレモネードを飲む。
この時、紛失に気付く!
で、即、水分補給する。【サンペレグリノのレモネード味】を選んだ。こんなの、日本には売っていないぞ、美味しい!木陰の席をゲットして、さあ、デジカメを充電しよう♪と思ったら、充電器がない!え!やばい!しかも、wifiレンタルしている【wifiコードごとついない!】 気が動転する。。。おそらくインガーディアで頭がボーっとして、どこかに忘れたんだろう。日本なら、忘れ物で届け出があることは十分に期待できるが、ここはマルタ。イタリアの下で、日本じゃない。きっと誰かの手に渡ってしまっているだろうな・・・と諦めつつ、【でも、やらないで後悔はしたくない!】と思って、今来た炎天下をまた歩くことにする。ああ、本当に辛い・・・なんという失態だろう・・・(涙)
急いで今来た道を戻る(涙)
ネコが休憩中。私も休憩したかったよ・・・
アッパー・バラックカ・ガーデンからみた対岸のスリーシティーズ
(どんな状態でも、やっぱり撮影はしたくなるもので^^;)
ネコが・・・
二匹の猫が、黒猫に近寄り・・・
なんだ、三角関係か?
<ヴァレッタ旧市街・Quarry Wharf(クワリーワーフ)>
やっぱりきれいな景色は、つい見とれるし、撮影したくなるんだよぉ~
気持ちいいだろうなぁ・・・
<ヴァレッタ旧市街・Mediterranean(メディテレーニアン)通りからみた風景>
Mediterranean(メディテレーニアン)通りの
「Malta Experience」のレストランと対岸のスリーシティーズ
もう少しで到着する!
戦争博物館の守衛さんに話しかけると『受付(チケット売り場)へ行くように』とのこと。受付の終えさんに、【バッテリーをなくした。花柄のケースに入っている】と告げてみると・・・
【これ?】と・・・
ガーディアンズで忘れていました(涙)
受付に届いていた!奇跡だ!
マジかー!!
マルタ、恐るべし(≧∇≦)
本当にありがとう!
一気にテンションがあがる⤴⤴⤴ が、充電器を使ってみると、なんと、ケアンズの時と同じ状態になる(⇒充電できない。でも、帰国するとできるようになると思われる)!もしかすると、炎天下でバッテリーもやられたのかも?でも、スマホの充電は問題ないのにな。。。ま、綺麗な海が撮影できているからいいけど、やっぱ凹む。
戦争博物館からは、今来た道とは別の道で戻る。城壁に沿って、再び暑い道を行くのはつらいが、くそ、負けないぞ。いや、負けそうだ(涙)
シエージュ・ベル・ウォー・メモリアル(第二次世界大戦記念碑)
シエージュ・ベル・ウォー・メモリアル)からの景色
目の前はスリー・シティーズ
大きな鐘もある
あとで行ってみよう。
どの国に行っても、こういう慰霊はあるんだね。
それだけ戦争をしてきたという証拠が残っているんだよね。
もう、やだよね・・・
素敵なのだが・・とにかく暑いのですよ・・・
新古典主義の神殿。これは1799年、ナポレオン率いるフランス軍撤退
に対する功績をたたえたもので、初代英国マルタ総督
アレクサンダー・ボール卿に捧げられたものだとか。
ここからみるスリーシティーズの景観、素敵ですよ。
鳩も眺めるくらいですからwww
何とか、再び、アッパーバラッカガーデンまで戻り、
やっと!フェリーでスリーシティーズへ行ける!
~Upper Barracca Gardens(アッパー・バラックカ・ガーデン)~
市民と観光客の憩いの場
規模でいえば、ローアーバラッカよりも
こちらのアッパーバラッカの方が大きいし、
売店やWCも大きくて、充実している。
Upper Barracca Gardens(アッパー・バラックカ・ガーデン)
からみた、対岸のスリー・シティーズ
そういえばこの砲台から12時(正午)になると
大砲が発射されるのだって。
残念ながら、私はインガーディアに行ったから聞けなかったけど。
古い時代を忘れない、
そんな古都・ヴァレッタなんだね・・・
けして、良い歴史ばかりじゃないのにね。
こうやって、世界各国で過去の歴史に向き合い、
今なお守り、伝えようとしている人たちがいる。
多くの根底にあるのは、きっと・・・
平和
さて、フェリー乗り場に向かいますか。
Upper Barracca Gardens(アッパー・バラックカ・ガーデン)から、
エレベータでフェリー乗り場へ
<ヴァレッタ側> フェリー乗り場界隈からの景色
スリーシティーズは【ヴィットリーオーザ】【セングレア】【コスピークワ】の3つの町の総称で、ロードス島を追われた騎士団たちが、1530年にヴァレッタより最初に築いた場所。尖がってる地形を利用して、鎖で繋いで、敵の侵入を防いだらしい。
ヨットハーバー
<ヴァレッタから見て一番左側の半島/セングレアSenglea>
Iz - Zewg Mini通りにある、St. Julian’s 教会
もう、とにかく暑くてぐったりしちゃい、
監視台と教会の外観だけで、十分、イッパイだった。
~Gnien il-Gardjola セングレア/Senglea~
Safe Heaven Garden
監視塔ヴェデッテ(Vedette)
目
耳
防風林がすごいことになっている
<セングレアからみたヴァレッタ旧市街>
戦争博物館の方
対岸のヴァレッタフェリー乗り場方面
公園を望む
パオーラ地区
フロリアーナ方面
セングレアからみたヴァレッタ旧市街
セングレアからみたスリーシティーズ真ん中の半島
ヴァレッタから見て一番左側の半島の風景
ハーバー沿いにはレストランが並んでいて
みな、おいしそうなものを食べていた。
(写真:右端)
ハンガリーのペストみたいな雰囲気も!
一瞬、本当に子どもがいるのかと見間違う
このあたりは優雅な時間が流れているような気がした
<ヴァレッタから見て真ん中の半島の風景/ヴィットリオーザ Vittoriosa>
セングレアからヴィットリオーザへ向う途中、ものすごい坂に出くわす。この坂の上に立つのが【海事博物館】なんだけど、もう、すでに体力ゲージは赤ランプ点灯してるし、元気もないし、スルーする。本当はこのそばに【防空壕】があり、ヘルメットをかぶって当時の生活を垣間見ることが出来るらしい。本当は、行ってみたかったのだけど、疲弊しているため、やめた。
とりあえず、ヴィットリオーザをすこし歩いてみよう。
セント・ロウレンシズ・チャーチ
St. Lawrence's Church
サボテンだらけの教会正面
まさかマルタにこんなにサボテンが生えているとは!
クラシックカーが止まっていました
大砲もオブジェなんだね
変わった色のススキ
こんなところにルッツの子供版みたいな舟が
撮影していると観光客が「写真撮りましょうか?」
と言ってきてくれるが、丁重に断る。
本当に疲れ切っていて、もう、笑顔無理って感じだったから・・・
立派なヨットがたくさん停泊しています。
さて、フェリー乗り場に急ごう。
<ヴァレッタに戻りました>
ヴァレッタ側のフェリー乗り場は、少しわかりづらい
16時過ぎ、とっととヴァレッタへ戻る。そして、また、公園で、今度はアイスクリーム食べてる。2.5ユーロ、高っ!でもめちゃうま!
再び、Upper Barracca Gardens
(アッパー・バラックカ・ガーデン)
クタクタの私です・・・
アイスで元気をチャージします!
ネコも日陰で休憩
あら、大胆に、お昼寝
でも、誰も彼らをいじめない。
市民権をしっかり持っている、マルタの猫たち
野良にも権利がある島。
きっと、幸せなんじゃないかな、猫たち
あ、柵からでた
さて、少しチャージできたから、本日最後の観光をしようかな
修復中で残念な外観です
でも、聖堂内は、絢爛豪華!
中央祭壇に続く身廊は、幅15m、長さ57m、高さ19mで、とても広い。
その両側には十字軍たちの言語別(国別)に8つの礼拝があり、
礼拝ごとに特徴があるので見ごたえある。
残念ながら、バッテリーが残っておらず、撮影ができない(涙)
これがエコカー
さて、戻りましょう!スリーマへ!!
ヴァレッタの【バスターミナルBから14番バス】に乗る。最寄りのバス停に降りようと立ち上ると、右足の指がいたい!え?まさかの水ぶくれ!!参ったなあ。。かなり痛くて、びっこ引きながら帰る。いたーい(涙)
ヴァレッタバスターミナル売店で買った、ソーセージパン・1ユーロ
明朝食べるパンを購入
部屋でブツ撮り(土産物撮影)を済まして、指に絆創膏まいて、
今夜の晩ごはんを食べるレストランを探す。
まずはバス停で、ゴゾ行きフェリー乗り場へのバスを確認
バスターミナル:K-Cirkewwa が終点
サンジュリアン方面へと、海岸沿いを歩く。と、数分のところにマルタ料理をうたう店がある。黒板メニューにはラビットの文字!しかもセットで19.9ユーロとはお値打ち(≧∇≦)ってことで、中に入る。あら、私が一番客だわ。テラス席、いい感じ☆ アラカルトで選べる。
通りに面したテラス席
・ワイン 赤
・前菜 リエットかな、オリーブ添え
・サラダ チーズ ジェノベーゼソース
・ウサギのグリル
・デザート付
19.9ユーロ
サービスでワインが出てくるので・・・
せっかくなので赤ワインを頼む。わりと飲みやすい。
イタリアン系なのかな、軽い。私にはこれで充分。
サラダはてんこ盛り。
選んだサラダのチーズは何だろう?
カッテージチーズの塊にハーブがまぶしてあるみたいな。
(これが“マルタのチーズ”みたいです)
わりと塩分強いので、ワインがすすむ。
ウサギの骨付きグリル
なんと骨つきだよ!ワイルド!味自体はほとんどなくて、薄味。肉は柔らかいけど、骨付きだから、食べるのが大変。チキンだと想像しないのに、ウサギが跳ねる姿を想像してしまい、凹む。ガーリック・オリーブオイルにイタパセとパプリカがあしらわれていて、臭みはない。店のおじさんが、【手で食べると食べやすいよ】と教えてくれる。まさかの手食。手で食べていいんだね。良かった。鶏肉よりも臭みがないし、食べやすい。マルタのジビエ。うまし!あと、添えられたフレンチフライには、またサラダが!なんだこの量は!
でも、野菜がたくさん食べられてうれしいな♪
この頃になると、わりと酔いがまわっていました
カエルっぽく見えなくもない・・・(笑)
スイーツとデカフェ
ダメもとで聞いてみたら、【デカフェ】もオッケーだって!ありがたい!デザート、パイ生地を揚げて、温かいアップルパイみたいな感じ。シナモンの香りする。生クリームは軽めでうまいが、カロリーが高そうなスイーツだな。。。あ、デカフェもうまい!嬉しい。 あぁ、今夜はよく眠れそうだー!(いや、今夜“も”、だな)
私が入ってからか、客が続々と入ってくる。
客引きパンダになっているようでなにより。
明日はゴゾ島へ