2019/05/01（水曜日）
フロントに降りたのが6時45分。エレベーターから降りる時、悲劇が起こる。キャリーバックを持ち上げようとすると、バキッ！と、なんと持ち手が崩壊する。悲しい…仕方ないので…引きずる方の棒を持ち手がわりにするが、めんどくさいったらありゃしない。チェックアウトの時に、念のため昨夜女性スタッフに尋ねた「マケドニアバスターミナルのバス停とバス番号」を尋ねると、「場所は間違いない。12番バスだ」と言う。え？まじ？昨夜尋ねたフロントスタッフは「３１番バス」と言っていたぞ。しかもこのお兄さん、なんだか考えながら不安げだったので、きっと昨夜の女性スタッフの方が正しかったのだろうと思いつつ、バス停へ。ちょうどタイミングよく31番がきたので運転手に尋ねると、間違いなく「バスターミナル行きは３１番バス」だった。よかった。
悲惨！
かわいそうな、マイキャリーバック(ToT)
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【バスに乗り】2ユーロコインでチケットを買おうとするが買えず、右往左往しているとすぐそばにいた女性が、親切に買い方を教えてくれた。刻印機があるのだが、何度入れてもチケットに印字されないのだが、「印字されなくても大丈夫」なのだと教えてくれた。バスに乗り、10分程度でマケドニア・バスターミナルに到着する。ギリシャなのに、どうしてマケドニアなんだ？って思うけど。ターミナルは丸いドーム型の屋根で立派な建物。待合室はイートインスペースになっていて、パンやスイーツもずらりと並んでいる。電源もあるので充電もできる。
マケドニア・バスターミナル
長距離・国際線はこちらのバスターミナルから。出国前に、自宅からバスについての問い合わせをしたら、シンプルだがわかりやすいメールがきた（英語）
これが手こずったバスのチケット
（数字以外、なんのことやらさっぱりわからないただの紙切れ）
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バスターミナルの待合所
バスターミナル
立派です～でも、結構寒い
行先別に番号がふってある
朝日に照らされるタビトモ・ゴレオ。
長距離バスはトイレ必須です
【17番乗り場】トリカラ経由カランバカ行き。荷物を預けて乗ろうとすると、「チケットを発券してもらってきて」と。そうか、私が持っているのは予約確認書なのね。あと10分しかないので、走ってチケットカウンターへ。なんか混んでいて、結局乗ったのは4分前。ヒヤヒヤした～。実は、私の前に並んでいた女性が順番を譲ってくれたので間に合った。なんて親切な！ありがとうございます！
バスチケット
予約確認書をカウンターで出して、
チケットにかえてもらう
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【8時30分 バス出発進行】無事バスに乗る。私は運転手がいない方側の一番前の窓際（日本と逆だから右側の列）。めっちゃくちゃ快適！大パノラマを楽しみながら数時間のドライブ。車窓が素敵過ぎて、寝ようと思っていたのに眠れません！中島美嘉を聞いていたけど、日本の曲を聴いている場合じゃないや。途中で聴くのをやめて、運転手が流しているラジオ音楽を聴く。このローカル感がたまんない！高速を走っているのだけど、時々一般道かと思うようなガタガタ道がある反面、ETCがあったりしてハイテクな面もある。高速の標識は緑。これって世界標準色なのかな？もうすぐ1時間経つ、プラカという場所の手前だが、右手にはオリンポス山が山頂に雪をかぶってみえる。
安全運転の運転士さん
一番前の席だからこそのランドスケープ！
ETCもあります
高速標識は緑・でも高速っぽくない道
神々が住む、神話の総本山・オリンポス山です！
【少し眠っていたようで】気づいたら高速を降りて田舎道を走るバス。経由地のトリカラに到着する。トイレを済ませてお腹すいたのでパンを買う。1.3ユーロ。チョコが入っているのだと思って食べると甘くなくて、「ほうれん草的な野菜」が入っている。温かくてくて美味しい。パイ生地はサックサク。乗り換えのバスは20分くらいして到着する。先程は指定席だったが、どうやら乗り換え便は指定席ではないようだ。
トリカラ・バスターミナル
ここでバスを乗り換える・次に乗るバスを待つ
ほうれん草みたいな野菜がはっているパイ
かなり食べごたえある
（実はこの後、似たようなパンを何度か食べる）
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バスを乗り換えてトリカラ→カランバカへ
目の前に見えるのが、メテオラです！
だんだん近づいてくる～
奇岩が立ちはだかる感じ、なんかすごい風景
カランバカの町に入ります
【12時・カランバカ到着】今来た道を戻りながらホテルまでわりと歩く。チェックイン前なので、キャリーバックを預けて、タクシーを呼んでもらう。メテオラ行きのバスは14時にならないとこないので、時間がもったいないから。タクシーは数分で到着する。メガロメテオロン修道院へ行ってほしかったのだが、「車がすごく渋滞しているので無理だ」と言ってる。あとで思ったのだけど、今日は5/1（メーデー）で祝日。だから観光客がいつも以上に多いのではないかと。バスはまだまだ来ないし、仕方なく、タクシー運転手がいう「アギオス・ステファノス修道院」へ向かう。が、タクシーのおっちゃんの＜チャーター交渉＞が始まる。『３つの修道院をまわるから70ユーロ』え？７０ユーロなんて無理！と断るが、おっちゃんの交渉は続き、終わりそうにない。じゃぁ『すべての修道院をまわること、６つある中で２つの修道院は外観のみでいいから、すべてを撮影することを条件にして、50ユーロ』で了解した。まぁ、高いような気もするけど、結果的にはお願いしてよかった。かなり天気が良かったし、高低差のかなりある山道を歩くのは厳しいし、何より修道院までの階段が尋常じゃない。体力には自信があるが、たぶん、自力だったらこれらすべては回れなかった。ビューポイントにも連れて行ってくれて、たくさん写真も撮ってくれたし、タクシーにしてよかった。『チャーター時間は3時間』と言われていたのでかなりタイトではあったけど、満足。結果的に、一番大きな修道院「メガロ・メテオロン」へは行けなかったのだけど、行かなくてよかったかも。もう体力いっぱい使って、限界だったから。
【世界遺産】メテオラ修道院群
尼僧院で、巡礼者の宿泊施設も整っている広い修道院。修道院内のイコンは素晴らしい。また、階段をのぼらずに車で修道院そばまで行ける、ありがたい修道院でもある。
チケット・３€
もしかするとここが宿泊施設なのではないかと？
カランバカの町が一望できます
修道院内は中庭があったりして、結構広い
よく手入れされいます
修道院とバラは対だよね・よく似合う
残念ながら修道院内は撮影禁止なので、
外にかざられていたイコンを撮影
と、こんな感じの修道院でした。次に行きます！
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アギア・トリアダ修道院
高さは565M、階段は130段。かなりハードな修道院で到着するまでにへたれそうになりますが、到着した時の感動は、行かなきゃわからない！
そうこれ！この修道院をみて、私はメテオラに行きたいと、何年も前から思っていたの。やっと達成できた！ドラクエとかFFの世界（笑）嬉しい！！
今から向かいます！
冗談抜きで結構ハード・・
ものすごい奇岩を目の当たりにできます
自然ってすごーい
休憩しながら階段を上がらないと、体力続かない
こんな景色みたことないや
そしてこんなところに修道院群を作った僧侶たちって・・
なんてストイックなんでしょう！
到着までもう少し！
★到着★
齢のわりには身体を鍛えている私ですが、それでも膝が笑う・・かなりハードな階段・巡礼になりました。
ここ、足場が悪くて、歩くのが怖かった。デコボコだし
ふもとの町が見えます、すごい場所に町が・・
写真ではわかりませんが、かなり強風で、
髪の毛がものすごいことになっている私・・
今なお使われる、物資を運ぶときの
こ、こわーい
下山
憧れの地へ来ることが出来て、満足な私
子供を肩車か、余裕なのは今だけだよ、パパさん！
ゴレオ君も満足！
もう二度と来ることはないと思うので
しっかり、この風景を目に焼き付けることに
なんども振り返りました
今回のNo.1ミッション、達成！
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車に乗り込み、絶景だという場所に連れて行かれました
あ！ここは地球の歩き方にも掲載されていた写真の場所だ！
奇岩と奇岩の間に町が見える。左側の奇岩の上には修道院
すげー。
そして再び車に乗り込み、すこししたところで降ろされました
実はこの場所、すごく足場が悪くて、落っこちそうで、最初、行くのを拒否しましたが、強引なおっちゃんドライバーは「大丈夫だから」と手を引っ張って、強制連行の如く、この場所へ私を連れて行く。四つん這いになりながらやっとたどり着き、この絶景を目の当たりにした私。
そりゃぁ、もう、感動よ！
ね、怖そうでしょ？
↑
He is おっちゃんドライバー
ありがとう！感謝！Danke！
そして再びドライブ
一番大きい「メガロ・メテオロン」へ向かっているのですが、なんとまさかの交通規制。これ以上先に行けないのだと。かなりの交通渋滞で、メガロ・メテオロンへの道が遮断されている！そ、そんなぁ・・涙。でもまぁ、仕方ないので、遠くから眺めるだけになりました。
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メガロ・メテオロン
わかるかな、奇岩の上・右から２つめの上
メテオラ最大の修道院、１４世紀に修道士アタナシオスにより建立。こちらも高さ613Mの場所にあるので、歩いていくまでが大変な修道院。イコンや写本、宝物コレクションなど博物館もあるので、行きたかったんだけど、仕方ないね。ま、体力もけっこう使ったし。
たぶんこのあたりで車を止めているのは、
交通規制で行けなかった観光客だろうなぁ。
再び車に乗り込みます
【おっちゃんドライバー】本当に片言の英語しか話せないし、会話がまともに成り立たないのだけど、ひょんなことから、おっちゃんがドイツ語の単語を使ったので尋ねてみると、ドイツで働いていたことがあるのだそうだ。英語よりも少し通じ合えるドイツ語で会話（笑）やっと、少しだけ意思の疎通が！
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アギオス・ニコラオス修道院
本当に小さい修道院なのですが、坂道を登り、続いて階段がわりと長いので、もう、十分ぐったりしている私の身体にはかなり堪える。フレスコ画が素晴らしい。
チケット・３€
あ、こちらもこんな風に物資を運んでるんだね
下を見ると、車が見えます
なんかすごい風景
ここはどこよ？地球上？って思っちゃうよね
ちょっとくつろげるようなスペースもある
さっき動いていたやつかな？
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【ルサヌ修道院】へは行けませんでしたが、結果、６つある修道院のうち外観含めると５つを制覇できたので、大満足。おっちゃんがいなければ、この３時間とちょっとでまわりきれませんでした。ありがとう、おっちゃん！と、帰りのタクシー内でお礼を言うと、おっちゃん、また交渉に入る。「夜のライトアップも綺麗だぞ、〇〇ユーロでどうだ？」と始まる。もう体力ないし、夜景は特に見なくていいかなと思うので、気が向いたら連絡すると言って名刺をもらい、おっちゃんと別れる。
メイン通り沿いにある。
中心から少し歩くけど、静かな場所で便利。
外観・私の部屋はメテオラ側
【ホテルにチェックイン】したのは15時半くらい。部屋は２階（欧州で言う１階）で、階段で１階上がるだけなんだけど、キャリーバックの持ち手が壊れてるからマジで不便。ものすごく疲れた。すこし休憩して、朝からパンしか食べていなかったので、評判のいいタベルナ向かう。
メイン通り
マンションがけっこう多いけど、リゾートマンションなのかな
しかに、日々この風景をみられる街って・・・
たまに来るからいいんだろうな、住んでいると不便そうだし
ネコが必死で歩いています
【タベルナを】いくつかピックアップしていたのだけど、ホテルから近い店は行列ができているので、遠い方の店へ向かう。うん、なかなかいい感じではないの～。ちょっと肌寒いけど、オープン席で、使い捨てカイロを装着して料理を待つ。
Taverna To Paramiti
グリーンに囲まれるレストラン
◯料理、なんと昨日と一緒のハンバーグではないの！？ビーフステーキって書いてあるから、塊肉を想像したのに…残念。だけど美味しいからいいや。ガス入り水と合わせて10.9ユーロ。ま、妥当かと。
屋外の席です
メニュー
あれ？昨日も似たようなの食べた・・・（笑）
お勘定～
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食後のお散歩します
また猫が
マーケットで水を買う
メーデーだから街が閑散としてる？
【17時すぎ】食べ終わり、カランバカ内で1番有名な教会へいく。街を散策するが、一部の飲食店と土産屋があいてるだけで、さみしげな感じ。様子が変だ。あ、もしかすると、5/1はメーデーだから休みが多いのかも。だからメテオラがめちゃくちゃこんでいたのかも？！しかし、店は閉まっていても、観光客はそれなりにいるので、街の目抜き通りは排気ガスがすごくて喉がやられてしまう。喉がいたい。これは風邪じゃないけど、念のため薬飲んだ。ステロイドは・・・まだしなくてもいいかな。
え～ヤギの頭？！
しーん・・・
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St. Vissarion’s Church
St. Vissarion’s Church
さっぱり、何が書いてあるかわからない！
奇岩と教会
そしてギリシャ国旗
なかなか素敵な教会ですが、
残念ながら外観のみの観光
また猫が見てる
結構立派なマンションが多いんだよね～
香りがいい植物
ねこじゃらし
曇りで、おどろおどろしい雰囲気もありますなぁ
ただいま、あ、お友達がいるんだね
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【18時前には宿へ】疲れたし、喉がいたいのでシャワーをしたあと、部屋でぼんやり過ごす。明日のバスの確認をしていたら、「トリカラ→アテネ」になっている！え？「カランバカ→アテネ」じゃなくて？！もう、頭が混乱してきた。でも、しっかり「トリカラ発」って書いてあるから、トリカラまで行かなきゃじゃん！（トリカラ：バスを乗り換えた小さい街）もう、朝から疲れるし、キャリーバックの持ち手が壊れていて難儀だから、タクシーでトリカラまで行く予定。あぁーあ。無駄な出費。
そんな私を元気づけてくれるのは・・・
ポテチ♪
あ～ん（^o^）
