2011年5月9日月曜日

フランス・パリ滞在記(11/05/09)ランス観光

~20011・05・09 ランス・ジャンヌ・ダルク、戴冠式と大聖堂~



6時に目覚めた。が、せっかくなので7時まで寝た。

本日も快晴。今日は歩いてSebastopol駅へ行き、
ここから乗換え無しでメトロ4でGara de l'Est(東駅)へ


♪初・TGV! 

08:57 パリ東駅発 ⇒ 09:42 ランス着

**~~~~~~~~~~**~~~~~~~~~~**~~~~~~~~~~**

ランス国鉄駅到着
やや肌寒い、が歩くうちに暑くなるだろう



トラムLanglet駅そばから見た、
Cathedrale Notre-Dame・de・Reims(ランス大聖堂)


11時から、ポメリーのシャンパン蔵見学をするので、
時間が気になる。

取りあえず外観を撮っておこう。


世界遺産(ランス大聖堂)
フランク王国クロヴィス国王が、
ランスの司教にキリスト教改宗の洗礼を受けたことを発端に、
以来、歴代フランス国王の戴冠式がここで行われた

外観鑑賞のポイントは、整然と並んだ大きなピナクル




あ!ジャンヌだ!


フランスゴシックの傑作



建設:1211年~13世紀末(一部は15世紀後半)
第一次大戦の空爆により大きな被害を受けた後、戦後完全修復される



Rue de l'Universite(大学通り)から見た、ランス大聖堂




どの角度から見ても、非常に見応えのある大聖堂


ポメリー社へ向う道のりを半分ほど歩くと
Rue Gerbert(ジェルベール通り)にあたる。

あと半分だ!と、思ったら、急にお腹がやばい状態!( ̄- ̄; ヒヤリ
さっき通ってきたRue de l'Unibersite(ユニヴェルシテ通り)の
カフェでトイレをかりよう!と思い、来た道を戻って、
1.3ユーロでアン・カフェを頼む。

無事、間に合いました(;´▽`A``


**~~~~~~~~~~**~~~~~~~~~~**~~~~~~~~~~**


再び、地図のとおりに歩いて行く。

ここだ!と思った場所に『車博物館』があり、超焦る。
(あ~、ホントに地図の読めない私)


まずい、また間違えてしまった(涙)

昨日に続き、完全にロスト。


一瞬、ワイン蔵ツアーを諦めかけたが、
最後まで諦めるのはやめようと思い、何人かのフランス人へ尋ねた。
その中の一人が、丁寧に教えてくれて助かった!


ありがとう!

ランニングしながらポメリーへ向うε=ε=ε=ε=\(;´□`)/


**~~~~~~~~~~**~~~~~~~~~~**~~~~~~~~~~**


この時すでに10時55分。開始は11時。

最悪、間に合わなければ、
フランス語ツアーに入れてもらおうと思いながら走る。



あ!写真でみた正門がある!

ここだ!

と、ラストスパートする私 ε===(っ≧ω≦)っ


ポメリーへ入場したぞ!


ビジターカウンターに到着し、
息を切らせながら名前を告げる。

良かった、なんとかまにあった(涙)


エミール・ガレによって制作された大樽
こんなところでガレの作品に合えるなんて!
幸せ!


さぁ、ツアーが始まります!

=POMMERY社のシャンパン蔵見学=



まずはポメリー社の概説(英語)


シャンパン蔵へ降りていく
(汗だくだった私の汗が一気に引いた)


私の他に日本女性2人と白人男性ひとり、
そして私の計4名+ガイド女性の5名でツアーが始まった。

ツアーは30分程で、蔵に入るなりひんやりしている。
(上着持って来てよかった)



わからなかあったけど、これもアール・ヌーヴォーのかなぁ・・


1836年:ナルシノ・グレノにより設立
1856年:ルイ・アレクサンドル・ポメリーの参加で
ポメリー・エ・グレノ社と改名。

1858年:ルイ氏が死亡。経営をマダム・ポメリーが引き継ぐ。


石灰岩の採掘場がシャンパン貯蔵に
適した環境と知ったポメリー婦人は、
この採掘場をセラーとして利用。




途中、モダンアートみたいなコーナーがあった。
これは「Art Challenge」というイベントで、
若手のアーティストの育成を支援してるらしい。
プロジェクタに宮沢リエが写されていてビックリした。




世界中に工場があり、日本にもあるんだって


全長18km、深さが地下30m年間を通じて10℃





2900万本ものシャンパンが貯蔵されている



その後、マダムが辛口シャンパンを発表。

1890年:200万本以上のシャンパンを出荷し、
シャンパーニュ最大の醸造元へと成長させた


ポメリー婦人





さて、地上に戻るか



お待ちかねの試飲!



私のシャンパンをついでくれています(一番左)
■試飲:ヴィンテージ・ブリュット
PN/50% CH:50%
7つのグランクリュを使用。
さわやかで金色の泡が綺麗で、フルーツと酸のバランスがよくて、
味も香りも素晴らしく、品がある。4年熟成させた後に出荷される。

っていう、辛口シャンパンを飲んだけど・・

私にはよくわからなかった~(豚に真珠やね^^;)



トイレも立派だった!






シャトー・レクイエール(ゴシック様式)
とっても素敵でした!



すごい枝ぶり・・・



ツアー案内もあったのね




今から、世界遺産:サン・レミ教会へ向う



サン・レミ教会そばの家・雨戸が可愛い



さすがシャンパーニュ地方!

TAITTINGER社のシャンパン蔵見学はこちら



世界遺産(サン=レミ聖堂)
あ、手前の像はイエスが洗礼を受けているのでは?




「サン・レミとクローヴィスの像」が正解でした
足元には、クローヴィスの王冠と剣が置かれている


1000年頃に建造されたバシリカ式教会堂


古いなー!





さぁ、入りますか!



南袖廊からみた北袖廊バラ窓

側廊
ロマネスク様式の身廊と翼廊は、この教会内で最も古く、
逆に、翼廊の南ファサードは、一番時代が新しい。
内陣と後陣は12-13世紀に作られたもの。



祈りを捧げる姿


サン・レミの墓


IESVS NAZARENVS REX IVDAEORVM








ボールト天井


今回の旅で、ステンドグラスをたくさん見たなあ



南袖廊扉口タンパン



聖堂脇にはラベンダーが咲いている、ふんわり香るのよー


西正面ファサード



サン・レミ聖堂観光終了!




美味しかった!CFG Artisan Baulanger
(パン屋さん)


Rue Hincmarから見た、
Cathedrale Notre-Dame・de・Reims(ランス大聖堂)



今から観光するぞー!


素敵だ・・





バラ窓
大聖堂内を明るく感じるのは、
当初のステンドグラスがほとんど現存していないため





第一次世界大戦でステンドグラスのほぼ半分が破壊。
1914年9月19日:空爆により炎上。
現在の大聖堂は、その後、ランス市民の努力により修理されたもの。

被害の大きかった彫刻は、司教館「トー宮殿」に移転、今だ修復作業中。



戦争は何も生まないね、奪うことばかり・・・



全長 138.7m
身廊天井高 38m



















これって・・・ジャンヌでは?
ジャンヌ・ダルクの祭室だそうです!


後廊:シャガールのステンドグラス
あることを知らなかったので、ビックリした!



後廊からみた身廊















西正面ファサード:右扉口裏側の壁龕像



さて、出ますか




微笑みの天使
西正面中央扉口の彫刻(左)




いっぱい、微笑みかけてもらっておいた
ガッツポーズがいいねぇ~



西正面中央扉口の彫刻(右)
(左から)大天使ガブリエル・聖母マリア・マリアのエリザベト訪問










中央扉口上部「聖母戴冠」
ステンドグラスが嵌められたタンパン


各扉口のタンパンは、彫刻ではなくバラ窓で飾られている



1429年:ジャンヌが敵地を越えてランス入りし、
シャルル7世を戴冠させたのに・・・


恩知らずめ!>シャルル7世!




ランス大聖堂を眺めながら食べた、ザマンドとレザン、うまい!



ランス大聖堂に隣接する、ツーリストインフォメーション


部分的に改装中


外観も見ごたえたっぷりだったなー



お隣はPalais du Tau
(トー宮殿)世界遺産

なんと、閉まっていたよ (ノω・、) ウゥ・・・



せめて・・・世界遺産のプレートだけでも・・・






真正面から見た、ランス大聖堂
緑の木々のおかげで、よけい美しくみえるね





繁華街、Rue de Vesle(ヴェル通り)の風景
あ、またアイスクリーム売りだ


この道には路面電車も走っている





空が、いいねー



しかし、今日も暑いなー!


J.B. Langret(ラングレ通り)沿いの、
Biscuits Fossierでバラのマカロンを購入
ランス大聖堂での戴冠式に、
歴代フランス国王にケーキやお菓子のバスケットを提供してきた店
ってことは、シャルル7世も食べたんだ・・・(ふーん)


バラのビスケットよりバラのマカロンの方が魅力的だったので
こちらを土産に持ち帰った。



J.B. Langret(ラングレ通り)


綺麗な街だなー






緑も多いしさー



Gare de Reims(ランス国鉄駅)前の風景

え?中国も日本もごちゃまぜ?!



Gare de Reims(ランス国鉄駅)前の風景


さて、パリに戻りますか


Gare de Reims(ランス国鉄駅)にて、TGV



帰りのTGVは16時19分発。


これからパリへ戻り、パリ滞在の最後の夜を満喫しよう!




**~~~~~~~~~~**~~~~~~~~~~**~~~~~~~~~~**


パリ東駅、定刻通りに到着

旅も佳境だな...って思うと、なんだか寂しくなってきた。
駅ナカでアクセサリーを購入して、メトロ4でSebastopol駅下車。


そこから歩いてアパートへ戻る。

帰宅は5時半。


まだこの時間だと、得した気分。



アパートそばのブーランジェリー
バゲットが取っても美味しかったので、再訪


チーズも購入!



会社のお土産のスコッチキャンディも購入!



Chatelet駅まで散歩した
Chatelet駅そば、カフェ、ビストロがひしめき合う



それにしても、今日もよく歩いたなー、そして走った。
すでに今日も3万歩を越えている!



そして、衝動買いたくさんしたなぁ・・・


**~~~~~~~~~~**~~~~~~~~~~**~~~~~~~~~~**

ゆっくりと最後の夜食をとろう

窓を開けると、対面するアパートの住人の洗濯物が
毎日、気持ち良さそうにひらひらしてた。

パリで生きている生活感を垣間見ているようで、好きだった。

喧嘩する声、笑い声

この窓を開けると、
四方八方からパリに住む人々の声が聞こえてきて好きだったな。


明日は帰国日(´_`。)グスン